日本の女性アイドルって

 

突然だけど、日本の女性アイドルって、本当に歌手って枠でいいの?

 

ひと昔前の、女性アイドルといえば、

モーニング娘。とかのハロプロ勢のような歌もしっかり歌えて踊れる、とかいうイメージだった。

 

でも今の時代の日本の女性アイドルを代表するグループって、

ほんとに大して歌が上手くないし、

なんなら踊りもできないような子達も人気がある。

更に遡る昭和のアイドルなんかは、歌姫といわれるようなひとたちが人気あったよね〜

 

今は大人数での踊りメイン、

なんなら、「みせる」ことがメインになってる、そんな時代なのかな〜

 

ダンスだって揃ってないグループの方が多いし、

なんからダンスうりにしてるグループだって、大して上手くないんじゃね?って思うときもあるんですよ。

 

じゃあなぜこの子達は、歌手として、アイドルとしてデビューしてるんだ?

そこらへんの可愛い女の子が踊ってたってそんな変わらんじゃん???

 

大いに疑問なのでありました。

 

 

ただ、良い詞過ぎる歌詞と、人の心に響く天才的な音楽とが混ざり合った素晴らしい名曲を歌うグループがある。

 

私は、乃木坂46シンクロニシティや、

欅坂46の不協和音にいたく感服した。(単純)

 

なんでって、それはもうストレートに訴えかける歌詞とメロディーに加えて、まだ10代や20そこそこの女の子たちが全身全霊で踊り、その踊りとまたこの歌詞とメロディーが相まって、

心動かされるから。

 

そう、歌詞をかく秋元さんも作曲する皆さんも天才なのは間違いないんだけど、

耳でしか聞けない音楽と、見ながら聞く音楽って全然違うってことに気づかされるのよ。

そしてその為には、必ずこの子達のこのパフォーマンスが必須なわけ。

 

でも、ここでまた最初の疑問に立ち返るのよ。

完璧じゃない歌とダンスなのになんでこんな心にくるものがあるんだ?

 

ひとによってね、受け止め方は違うと思うんだけど、少なくとも今50代とかの方たちからすれば、

口パクしてカメラに向かって愛嬌振りまきながら踊りとも言えない?(失礼)ような踊りおどるアイドル見ても、歌手じゃなくない?って思うと思わない??

 

さっき挙げた私が思うアイドル達のあの名曲において、該当するのは、口パクと歌詞の意味を考えてなさそうで、切なくもどかしい歌詞を全力笑顔で歌うような子達に限られると思うんだけど。

 

そういう子達がピックアップされて映された時点で、ああ今のアイドルは実力なくてもデビューできるのね、歌手とは言えんねえって思う人たち、絶対いると思う。

 

ここで、逆の発想をしてみる。

じゃあ、歌唱力もダンスも申し分なしの子達がパフォーマンスすればみんなも納得するのか。。

そうか、そういうことか。。。

 

 

って違くない?!

さっしーがバリバリに完璧なアイドルとか想像できないしそうだとしたら今バラエティで活躍できなさそうだし、あのヒット曲フォーチュンクッキーもヒットしなくね?

ああいう軽ーく聞いて楽しくなっちゃうような曲とか、聖子ちゃんとかが歌ったら違和感しかない。

 

じゃあ、先ほどのシンクロニシティとかは?

あれも、要はあまり上手くない子達が代わる代わる歌割りで歌ってサビだけ合唱、

上手くないとは言ったが、下手ではないから、要は音程が取れて、人並みに歌える。。。

 

くらいの方がなぜか心にスッと入ってくるんですね。

 

歌詞とは明らかに違うだろその表情、、って顔してても、

美人ならそれに見とれちゃうし、そうでなくても全力でパフォーマンスをしてる姿を見ると、なぜだか応援したくなる。

 

 

そう、間違いなく彼女達は天才です。

言葉で形容できない魅力を持つ彼女達は存在そのものが天才的であり、完璧じゃないからこそはなたれるオーラや存在感が、

多くの人の心を奪うのです。

 

 

そしてそんな彼女達が一生懸命歌って踊って、

最近なんかは口パクではなく頑張って生歌も披露し始めたりなんか、、、

なーぜか応援したくなるのよね〜(笑)

 

そして、もはや歌って踊れないような曲と踊りが当たり前になってきました。

シンクロニシティや不協和音もそうだけど、あんな激しく踊りながらしっかり歌うのって、

乃木フェスのポッピパッパッパーのエクセレントでエクセレントフルコンボ達成するくらい無謀なことなんですよ。

無謀は言い過ぎたか、困難なことです。

 

だから口パクはもはや仕方ないのです。

彼女達のあのパフォーマンスの為には。

 

 

巷では、乃木坂46が初週ミリオンを達成しましたね。

彼女達はAKBの公式ライバルとして誕生したアイドルですが、正直最初は興味すらなかった(AKBオタでした)

AKBより歌の歌唱力もないし、ダンスもワンパターンでみんな同じで、つまらん。

と思っていました。

 

でも、どこのグループにも負けないくらいの美人揃いで、かつワンパターンでつまらんと思っていたダンスも、ゆっくり丁寧に踊ってる、洗練された可憐なパフォーマンスにいつのまにか夢中になりました。

 

そして、そのパフォーマンスのように、

ゆっくりゆっくりとAKBを追い越していきました。

だからこそ去年の東京ドームは感動でしたし、パフォーマンス次第で、人の気持ち変えられるんだな、なんて思ったらほんとにこの子達は天才だという結論に至りました。

 

 

散々ディスのようなことばかりを羅列しましたが、そんなディスった張本人は結局、彼女達に元気をもらってるただのファンです。

彼女達がいなければ心が折れていたことたくさんあったから、命の恩人なのです。

そう、彼女達は天才です、ありがとう。

 

 

 

 

現代の女性アイドルの皆さんに捧げます。

いつも元気と感動をありがとう。